先週も大陽線のドル円は、日足では5日連続陽線でした。
週足20SMAの上148円台前半で確定していますし、今のドル円は今後の方向が決めづらいような、少し難しい位置に来てますね。
 予想していた週足20SMAの下で留まることなく上抜けしてしまったので、現状まだどちらの方向にもスイングしたいと思えるチャンスが見当たりません。
 ですので週明けからはまず、短期トレードを主軸にする為に今週見ていきたい時間軸を4時間足以下の足をメインにしていきたいと思うので、週足は一旦置いといて環境認識の時間軸を日足に下げてから見ていきたいと思います。
↓日足チャート↓
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【日足】(環境認識として見ていきます)
 先週ドル円は、木曜日と金曜日は陽線ではあるものの、かなり実体の短いローソク足となっている事が分かりますが、特に金曜日の十字線は上下の方向が定まっていない時に現れるプライスアクションと見て取れます。
 後で短期足も解説しますが、この日足から読み取れるのは、金曜日に最高値を更新し、前日の木曜の安値も切り上げているという事です。
 最終的にローソク足実体も陽線で確定している為、正直微妙でな所ですが一応上昇継続中である事は分かります。
 水曜日までの大きな上昇では無かった為、比較的に見て、一時的に方向感は無くしつつあるものの、陽線で目線が上の状態はギリ維持できているといった印象ですね。
 去年の高値から安値に向けて引いているフィボナッチの0.618(147.725)も上抜けして週末を迎えていますのでこの先反落として強く意識されそうなフィボナッチラインも有りません。
 また、先週までの高値ライン146.416は火曜日の段階で大きく上抜けているので、日足目線のトレンドは上と見て間違いないと思います。

↓4時間足チャート↓
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【4時間足】
先週金曜日の大陰線が発生してからは高値を更新していませんが、安値は切り下げていない状況です。
 先ほども言いましたが、木曜日からみても「高安切り上げ」が続いているので、現在も目線は上です。
 しかし、金曜の大陰線で強い反落、売りのプライスアクションが発生した後、同日の日足は十字となって確定した事は短期的な上昇が一巡していったと考えられなくも有りません。
 基本的にはある程度上昇していった先の4時間足で、陰線の大きな包み足が発生すると短期的な反落開始のサインとなる事が多いので、下位足の1時間足レベルなどでは下降トレンドに転換して行く可能性が高まると考えています。
 なのでまだ割れていない4時間足押し安値ライン等は週明け後割と早い段階で割っていくのではないかという予想もシナリオの一つにあります。
 ただし仮にそうであるとしても、その根拠となる材料はまだ揃ったわけでは有りません。やはりもっと下位足の方から探っていく必要があります。
↓1時間足チャート↓
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【1時間足】
4時間足で出来ている大陰線を1時間足にしてみてみると、その髭先では1時間足の足安値ラインを髭で割ってますが実体では耐えており、そこから一時は反発上昇している事が分かります。
そして、18日木曜日の朝までサポートとなっていた1時間足20SMAは、その後は何度も上下に縫ってきている事が分かります。
 1時間足レベルのトレンドが売りに傾くために必要な根拠は高安ラインの切り下げと、20SMAの下に推移した後、再度上抜けせず20SMAから反落していくというプライスアクションが必要だと考えます。(いわゆるダウ理論とグランビルの法則です)
 この2つが揃って初めて下降トレンド入りしたとなるので、現在はまだ1つしか根拠が揃っていませんね。しかも20SMAはまだ方向が横向き過ぎて、今後どうなるかなんとも言えない微妙な角度です。
 更に、まだ2本の右上がりの紫ライン(非並行チャネル)の中から脱していません。因みに
先週起きた強い売りのプライスアクション、もとい木金の動きは、この非並行チャネル内で起きており、その形を形成してきています。
 つまり… 
 何が言いたいかというと、1時間足レベルが今後売りに傾く条件は3つ必要で
「高安切り下げ」
「1H20SMAの下を推移する事」
「チャネルラインを下抜け確定する事」
が絶対条件になります。
そして、私のトレードしたい主軸の4時間足では、4H20SMA(黄色)の上ならロングで、下ならショートをしていく方がデイトレしやすいと考えています。
 デイトレと言っても私は、日に1回~多くても2回位のチャンスしかないと思っています。
1時間足のトレンドを取りに行くのでその位の頻度になります。
 15分足レベルまで落として見ていけばそれでも多くて2~3回程度になる位だと思っていますので、回数が少ないなと思った方は恐らく私と見ている時間軸が違うか、ポジポジ病のどちらかだと思いますので気をつけてください。
 少し話が脱線しました、戻します。
とりあえず、週明け直ぐの時点では目線はまだ上です。
先ほどの根拠3つが揃った時に始めてショートポジションを持つ事に期待しても良い事になりますが、ショートしたい時にすぐ真下に有る上位足の4H20SMAで反発が起きる可能性が高い事は承知していてください。
 ですので週明け月曜日は一旦様子見を挟むべきかとも思っています。
安全にいきたい方はそうした方が良いでしょう。
 ですので週明け以降の主な戦略は様子見を推奨しますが、ロングならチャネル下限付近から上限ラインまでを狙った順張り。ショートなら先ほどの根拠待ち、という感じでしょうか。

 ※余談ですが私は先週末夜25時にできた1時間足の陰線包み足を根拠に試し玉で売りを1つ入れて持ち越しています。
とは言えこの売り玉はデイトレの中でもより短期目線の、1時間足~15分足をみてトレードしているものです。
そのSLは148.6で、エントリー根拠は15分足目線で見た場合の高安切り下げ+1時間足の包み足+1H20SMAの下を推移している事で入ってみました。
利確位置は147.7くらいを考えています。一応チャート画面は乗っけます。
↓15分足チャート↓
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Candlestick AnalysisMultiple Time Frame AnalysisSupport and Resistance

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