前回の修正です。
今回の下落によって、短期的な波動(黄色い線)の3波目または4波目が否定される結果となりました(不成立のエリオット波動は青くしています)。そして、中期的な波動(白い太線)についても、不成立の可能性が生じました。
その理由は、今回の下落を、白い太線の4波として捉える場合、4波が白い太線の1波を下回ってしまうためです。エリオット波動の理論に基づけば、4波が1波以下になる場合は、不成立となります。ただし、過去のチャートにおいて、4波が1波と重複するものの、きちんと5つの波を形成している波動があります。理論通りにいかないものの、最終的には波動を形成している訳です。よって、今回、その可能性を考慮し、今回の下落を「変則的な4波」としてカウントしています。更に値を下げる場合は、「変則的な4波」も否定される可能性が高いと思います。正直なところ、現状では、きちんと判断できていません。
エリオット波動のみでは方向性を判断できないため、今回はピッチフォークを用いています。これを用いることによって、サポートラインやレジスタンスラインの推移が分かりやすくなります。これを確認しつつ、方向性を判断していきたいです。現状では、31日4時の1時間のローソク足が、「0ライン」や「0.236ライン」を意識した値動きとなっています(下ヒゲができている)ので、まずは、下方向に設置したピッチフォークの「0ライン」や「0.236ライン」がサポートになるかレジスタンスになるかが、短期的な方向性の分かれ目だと思います。
今回も、今後の値動きによって、エリオット波動の位置やピッチフォークの基点を修正するものとします。ただし、上記の通り、エリオット波動不成立の場合もあります。今後次第です。
気が向いたら、また投稿します。