米ドル / 円、黒田総裁会見を前に安定

FXStreet - 本日、米ドル / 円レートは最高値123.24、最底値123.14のレンジでの取引。現在は123.21で取引されている。ペアは、東京市場開始時も底堅く支えられており、今週は大きな注目を集めている経済イベントもなく、静かな週となりそうである。市場の注目は、依然として、FOMC会合と利上げ決定にあり、米ドルは、先週の好調な雇用統計を支えに、ECB政策発表後に円に対し、122.29まで下落してたが、123円台まで回復している。

日銀の黒田総裁の会見が本日予定されている。経済の下降リスクが懸念される中、日本経済のインフレがやや向上を見せており、よって、特に新しい政策を加えることはないと通常と同じ会見と予想されている。

アナリストは、最近の米ドル / 円の値動きは、移動平均線内を維持していると指摘。「8月後半から11月前半、米ドルは、JPY118.00-JPY122.00のレンジ内で動いていた。10月後半に安値を試した後、米ドルが上昇を開始。初めてレンジの上限まで上昇、さらに突破した。ここで新たな取引レンジJPY122.00-JPY124.00へと移行した。」

米ドル / 円の注目水準

テクニカル面から、FXStreet主任アナリストのValeria Bednarikは、日足チャートで、ペアは122.20 から 123.75の間で取引されており、100DMAと200DMAの上を維持していると指摘。一方、テクニカル指標は、ニュートラルへと向かっている。短期的には、4時間足チャートでは、チャートは、価格が移動平均線の上を維持しているが、テクニカル指標は、中間線付近で下向き、本日の123.00を割り込む下降リスクを高めている。どちらにしても、122.20の上であれば、下落の際に買い手が集まってくるはずであろう。
fxstreetUSDJPY

Juga di:

Pernyataan Penyangkalan