【トルコリラ円10/4】引き続きドル中心とした動きが続く。

10/3にトルコの政策金利を占うビック指標、CPIが発表となりましたが数値は以下の通り。

9月消費者物価指数(CPI)(前月比)△0.99%
9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)△9.26%


と前回の二桁台からの数値からは大幅な改善が見られています。しかし結果を考察するとTCMBの金融政策や国内のインフラ事業が功を奏したというわけではなく、世界経済全体が景気減速を示す現在の環境に連動した数値として考えています。したがって今後

  • 冬場にかけての燃料コストがどの程度トルコ国内の市況に反映されてくるかを、来月以降の評価ポイントとして注視するところです。

    一方、同日23時に発表された米国の9月ISM非製造業景況指数(総合)の指数が市場予想値から大きく低下し、結果は52.6と前月から▲3.6減でドル円は大きく売られました。
    ドル円については多くは語りませんが、トルコリラについては現状ドルと連動する形で動いているため上値は引き続き重い展開を本日以降も予想しています。

    テクニカル的要素としては、私の場合標準偏差ボラティリティとADXの26日に設定し4時間足を中心に取引をしています。標準偏差ボラティリティはやや垂れてきているために、当面は下値不安はあるものの18.60円を切らなければダラダラとした相場が続きそうです。前日同様、18.70円付近でのもみ合いを抜けない限り19円台への定着化は難しいと見ています。
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