ナスダック100先物はレンジ幅を広げながらやや上向きへ

今週の振り返り
月曜に高値を付けた後は、米地銀リスクオフやパウエルの総切り下げ否定などによる調整により、前半こそサポートゾーンの紫色ボックスまで下げたがそこでストップ。フィボナッチの78.6%付近で下げ止まって、軽い調整程度でした。

金曜の急騰で高値付近まで反発している。
以下の材料がミックスで反発となった。
今週はほぼS&P500に連動した動き。

  • アップル決算通過でひと通りのメガテック決算が堅調なことを確認でき、決算をまたがなかったポジション調整勢の買い戻し
  • JPMが米地銀を「買い」アップグレードにしたことで前日までのショートカバー
  • 雇用統計は予想上振れで表面的には強い結果に見えるが、雇用者数の増加はだんだん緩やかになっている。
     2月・3月の雇用者数が下方修正で速報値ほど強くない事実が見える。
  • JOLTSの求人件数が減少傾向でリセッション意識


先週と今週の動きでは、それ以前までの稲穂を垂れる動きだったところから、上に向かいたい値動きに変わっている。
ただし、出来高は安定していて目立つ動きがない。
ナスの上向きに関しても、S&P500の4,200超えを確認したいところ。

3/14安値や5/1高値からの日柄を見ると、5/9~5/10あたりで動きが起きそうなタイミング
ちょうど5/10はCPIがある。

次週のシナリオ 
①上昇気流が続く場合

レンジになってから変わってないが、次の順でターゲットラインとなる。

  • 節目:13,400~13,500(特に13,500は節目で意識されやすい)

  • 8月高値:13,727(フィボナッチ127%ラインも近い:13,733)


②調整される場合
以下の順でテストされる想定ライン。
2番目のレンジ下限を実体で下回っていくとレンジ破りの下落になっていく可能性はあるが、強い材料が必要か。

  • 浅い調整ならフィボナッチ78.6%:12,948
    厳密には今週止まった12,933を見るといいかも

  • 水色のレンジ下限:12,722
Trend Analysis

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Pernyataan Penyangkalan