6月12日の米国CPI、翌日深夜のFOMCなど重要イベントを経て、ドル買い方向へ。CPI、PPIなどは順調に低下するも、FEDがややタカ派よりな姿勢を維持したのが影響している模様。また、米国失業率が4%台へジリジリと上昇傾向になる中、ヨーロッパ議会では、保守派政党が躍進してます。そういった背景もドル買いに影響しているのかもしれません。
さて、チャートに目を向けると、6月12日の米国CPI以降、トライアングルラインよりオーバーシュートしていた高値から一気に下押しして、ライン内側へと押しやって引けた週となりました。この高値をトライアングル(E)として、チャートから見るとここからダウントレンドへ転換する傾向にあると読むことができます。
金曜日の足で直近の押し安値1.26741を割ってきてます。ここは上昇波の(E)-C-v ダイアゴナル起点のポイントとなります。
週初め、まだ若干の下落方向へ下押ししていくのではないかと見てますが、
その後戻りの波が入るのが第四週のメインシナリオです。
チャートには1.26340あたりまでの下落からの反発を記載しましたが、その場合は、赤のSRラインや、その上のトライアングル上辺ライン付近、Fiboでは、50 - 61.8%程度の戻りが候補として考えられます。
どこまで下げてから戻るのか、また全く戻さないで下落するのかその辺の見極めを週前半で見ていきたいところです。
目線は下方向ですので、積極的に良い戻りがあればショートを仕込んでいきたいところです。