〈昨日の振り返り〉
為替市場:ドル安・円安  アメリカ株:株高  アメリカ債券:債券安
先週の金曜日は連動が取れてない1日でした。もしドル安円高になれば、アメリカ株と債券は上昇してリスクオン相場になり、ドル高円高になればアメリカ株と債券は下落してリスクオフ相場になります


〈ファンダメンタルズ〉
今日ブルームバーグで日銀の議事要旨についての記事が出てから円がかなり売られました。今回の日銀の議事要旨は2022年12月のYCCを0.5%まで拡大したときの日銀政策決定会合になっております。内容はYCC0.5%拡大は政府によるものではなく、日銀メンバーから出た物という内容でした。マーケットではYCC0.5%引き上げは政府による、利上げをするための物というのがコンセンサスだったし、自分自身もそう解釈してました。ですが、今日の日銀議事要旨はサプライズでした。そのため今日は東京タイムの午後から円は売られて、ロンドンタイムでも円は売られてます。おそらくニューヨークタイムでも円売りの流れは継続すると思います。



〈今日の重要な経済指標〉
今日は特に大事な経済指標はないですが明日はフランス・ドイツ・ユーロ圏・イギリス・アメリのPMIが発表されます。このPMIは今マーケットが気にしてる景気後退(リセッション)を測るための指標となっております。予想値は各国50を下回った数字となっており、もし結果が予想を下回れば景気後退は進んでるので利上げの必要はないとなり、予想値を上回って50を超えれば、景気後退はしてなくてまだ利上げが必要となるという大事な指標となるため明日のPMIは注目です。



〈テクニカル分析〉
ドルストレートですが、EURUSDは1.09、GBPUSDは1.24、AUDUSDは0.70と節目のところまで到達しております。特にAUDUSDの0.70は過去数年にわたってレジサポラインとして機能しております。ドルストレートがそれぞれ節目を上値へブレイクしたら走る可能性があると思います。
ドル円は128円をした抜けするにあたって、日銀の金融正常化をするかどうかにかかって入りいると思います


〈今日のトレード戦略〉
今日は日銀の議事要旨でサプライズが出て終始円売りとなっております。ただこの流れが続くは疑問です。2/10あたりで発表される日銀人事があります。岸田首相は金融正常化をしたいというのが出ており、次回の日銀総裁は岸田首相の考えと同じもしくは似たような考えの人が次期日銀総裁に選出されると思います。今候補として挙がっているのは山口さんとなっております。こういう点を踏まえると今回の円売りの流れはトレンドに発展はしにくいと考えており、ドル円の場合はいい戻り売りを提供してるようなものだと思います。
総じて今の自分の相場観としてはドル円は戻り売りを狙っていきたいと考えております。ただしどこで戻り売りするかに関しては今回の日銀議事要旨のサプライズのヘッドラインで動かされる可能性があるのでどこで戻り売りするかははボラティリティ次第というところになってきます。
ドルストレートは上目線で見ておりますが、ドルストレートは節目あたりでレンジ状態なのでまだ様子見をしたいと思います。
クロス円はドル円同様ヘッドラインで踊らされる相場かと思いますので様子見をしたいと思います
Fundamental AnalysisTrend Analysis

Pernyataan Penyangkalan